黒部ダムカレー

昭和32年5月、
黒部ダムへ通じる大町トンネルの工事現場は大破砕帯にぶつかり、
毎分40トンもの出水にみまわれてしまいました。
水温はなんと4℃。
寒さと戦う工事の中で、作業員達が何よりも楽しみにしていたのが、
当時は珍しかった“飯場”のカレーライスでした。
週に1回程度の割合で出されたカレーライスのひと口ひと口が胃の中で燃え上がり、
冷え切った体を温めてくれたそうです。

このように黒部ダムの建設現場において作業員の心の拠り所でもあったカレーは、
ダム完成後は大町クラブハウス(現:くろよんロイヤルホテル)で
「アーチカレー」となって提供が始まり、
昭和40年代初頭には、
扇沢駅大食堂(現:扇沢レストハウス)で本格的に提供が開始され、
今日に至っています。

そして、極寒の黒部で働いた作業員から観光客まで
多くの皆様に愛されたカレーライスは、
平成21年7月より現代版“黒部ダムカレー”として、
大町市内の各店舗がそれぞれのお店の思いを込めて、販売することになりました。
黒部ダムの建設そして観光と共に歴史を刻んだカレーを是非ご賞味ください。

黒部ダムカレーのルール
○ご飯は堰堤の形にするべし!
○カレーのルーは必ず堰堤の内側に流し込むべし!
○ルーの上にガルベ(遊覧船)に見立てたトッピングを乗せるべし!
○必ず水をつけるべし!
○料金は700円以上とするべし!

http://kurobedam-curry.com/